デジタル×地方が牽引する 2030年日本の針路 [電子書籍版]
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GDPからQoL(クオリティ·オブ·ライフ)へ,価値観の転換で地方はよみがえる ■私たちが今,思考すべきは[ポスト·コロナ(コロナ後)]の世界における新たな価値観や常識だ.これを機に,社会のデジタル化が一層加速し,テレワークや在宅医療,遠隔教育などが定常化すれば,地方社会にとっては大きな恩恵となるだろう.同様に,平常時では一定の時間がかかる[ニュー·ノーマル]へのシフトが,一気に進む可能性もある.(中略)誰もがどこからでも仕事をこなせる社会を経験した後,都市,および職場という[場]の持つ本質的な意味合いとは何なのか.大都市であれ,地方であれ,再考を迫られている.物事の本質的な価値や意味合いの変化と,[ポスト·コロナ]時代の世界のあり方に関して,真剣に検討を始める時が来た.(本書[はじめに]より) ■日本の各地方が,内在的な価値を発掘し,個性を極めていくことは,企業·住民に選ばれ,生き残るために必要な要素の一つだ.人口が減少する中,多様化するニーズに大都市とは異なる独自性で応えられなければ,地方に経済と人の流れを取り戻すことはできない.しかし,[収入ではなく働きがい][都心ではなく地方]